発達障害について
発達障害とは、基本的には先天性の脳の機能障害です。
例えば漢字が書けなかったり計算が出来ないなど、
特定の学力が著しく偏っている【学習障害】や、
集中力や落ち着きのない【ADHD/注意欠陥多動性障害】なども
発達障害の一つです。
のびたくらぶでは、そうした発達障害の中でも主に
【自閉症】【広汎性発育障害】【アスペルガー】など…と
診断された子供達の親が、集まって情報交換をしています。
自閉傾向のある子供達の特徴…
コミュニケーションが下手
(会話が一方的になりやすい、自分の興味のあることばかり話し相手の立場を考えられない、など)
暗黙のルールが分からない
(真っ直ぐ家に帰りなさい、と言われると、左に曲がらないと帰れないと悩む、など)
こだわり行動がある
(いつも通る道でないとイヤ、お気に入りの玩具を持っていないとダメ、など)
運動能力が劣っていたり、五感に独特の感覚を持つ子供もいる
(不器用、特定の音が極端に耐えられない、同じ食べ物でないと受け付けない、など)
思うとおりにならないとパニックを起こすことがある
(わがままと言うより、感情を上手くコントロールできない、表現できないことへの苛立ち)
他にも様々な行動上の特徴があり、
「ちょっと変な子」「親にも理解しづらい子供」と
思われがちなのですが、彼等は生まれながらの感覚の違いから来る
「生きにくさ」「不便さ」を感じています。
それが時としてパニックとなって現れることもあるでしょう。
しかし彼等を理解し、苦手を克服する方法を一緒に考えてやることで
少しずつのびていきます。
問題行動を責めるのではなく、「なぜそうするのか」という視点で受け入れ
理解することがサポートへの第一歩なのです。